2006年10月5日〜14日の間、断続的にサーバがダウンしました。電源のトラブルが原因と考えられます。
サーバがダウンしている間にアクセスされた方に深くお詫びいたします。
今年も日本昆虫学会大会の小集会の形で総会を開催します。
総会のテーマは「種情報データベースの構築と利用」です。最近、インターネットなどのネットワークが発展・充実してきました。具体的には常時接続環境がかなり普及し、WEB2.0、XMLやRSSといった技術が進歩して、種情報データの登録と利用環境が整ってきました。そして、文部科学省科学研究費「アジア産農林害虫・有用昆虫の種情報の体系化・ネットワーク化と分散検索システム」(基盤研究(A)、2006〜2008年)が採択され、ホロタイプや農林害虫のデータベースから構築が始まっています。博物館や一般の研究者の標本、文献記録も考慮した枠組みの構築が課題です。さらに、GBIF(The Global Biodiversity Information Facility, 地球規模生物多様性情報機構)の活動が活発になってきています。西日本自然史系博物館ネットワークでも連携しています。これらは統一仕様にするか、簡単に変換できる方がよいと思われます。
このような状況をふまえ,博物館施設として、どのような種情報データベースを構築していくか、という可能性を探ります.積極的な参加をお願いします.終了後に恒例の懇親会を行う予定です.
記
会場:鹿児島市郡元1-21-30 鹿児島大学教育センター共通教育棟
日本昆虫学会第66回大会A会場30号室
会場の地図
http://www.mus-ent.jp/modules/mygmap/?cat=2
日時:2006年9月17日(日)17:30〜19:30の2時間
話題提供:「種情報データべースの構築と利用」
1.アジア産農林害虫・有用昆虫の種情報の体系化・ネットワーク化と
分散検索システム
○多田内 修(九大・農・昆虫)・金沢 至(大阪市自然博)
2.種情報データベースとGBIF
○神保宇嗣・伊藤元己(東大院・総合文化・広域システム)・
上田恭一郎(北九州自然史歴史博)
3.国立科学博物館におけるデータベースの構築
○友国雅章・篠原明彦(国立科学博物館)
4.佐賀県立宇宙科学館におけるデータベースの構築
中原正登(佐賀県立宇宙科学館・佐賀県立博物館)
リンクは許可なしでOKですから,どんどんはってください.
昆虫担当学芸員協議会
http://www.mus-ent.jp/
のようにトップページにはってもいいですし,次のように各モジュールにはっていただいていもけっこうです.
昆虫担当学芸員協議会フォーラム
http://www.mus-ent.jp/modules/newbb/
どれでもリンクのカテゴリーに応じたはり方でお願いします.
先日開催された総会の案内文です.テストと記録のために投稿しておきます.すでに終了した催し物ですから,お間違いなく...
今年も日本昆虫学会大会の小集会の形で総会を開催します.
今回の総会では,管理運営問題対策(=指定管理者制度対策)について話し合う計画です.地方自治法が改正され,公的施設の管理が,これまでは公共団体や,公共団体が1/2以上出資する法人に限定されていましたが,株式会社を含む「指定管理者制度」に変更されました.この結果,議会の議決を経て,民間会社を含む「指定管理者」から選定することになります.これまでの管理委託制度は廃止され,現在,社会福祉協議会,事業団,公社・公団などに管理を委託している事業は,3年以内に,指定管理者制度に移行するか,直営に戻すかが迫られます.また,総務省の指導もあり,今後新設される「公の施設」は指定管理者制度を前提にされるとともに,現在直営の施設も指定管理者制度による管理代行が急速に広がると見られています.
このような社会状況をふまえ,指定管理者制度に限らず,それぞれの博物館の管理運営の現状を共有し,どのようにしたら健全な博物館活動を維持していけるのかを探ります.積極的な参加をお願いします.終了後に恒例の懇親会を行う予定です.
記
会場:岡山市岡山大学教育開発センター
日本昆虫学会第65回大会F会場
日時:2005年9月24日(土)17:30〜19:30の2時間
話題提供:「管理運営問題対策」
1.指定管理者制度への対応
―大阪市立自然史博物館の場合―
松本吏樹郎(大阪市立自然史博物館)
2.広島市昆虫館における指定管理者制度への対応策
坂本 充(広島市昆虫館)
3.地方博物館の生き残り戦略
奥島雄一(倉敷市立自然史博物館)
4.山口県における指定管理者制度の導入状況について
三時輝久(山口県立博物館)
5.徳島県の文化施設への指定管理者導入の考え方
大原賢二(徳島県立博物館)