
次回(第15回)昆虫担当学芸員協議会総会
投稿日時 2006-06-24 12:52:59 | カテゴリ: 総会
|
今年も日本昆虫学会大会の小集会の形で総会を開催します。
総会のテーマは「種情報データベースの構築と利用」です。最近、インターネットなどのネットワークが発展・充実してきました。具体的には常時接続環境がかなり普及し、WEB2.0、XMLやRSSといった技術が進歩して、種情報データの登録と利用環境が整ってきました。そして、文部科学省科学研究費「アジア産農林害虫・有用昆虫の種情報の体系化・ネットワーク化と分散検索システム」(基盤研究(A)、2006〜2008年)が採択され、ホロタイプや農林害虫のデータベースから構築が始まっています。博物館や一般の研究者の標本、文献記録も考慮した枠組みの構築が課題です。さらに、GBIF(The Global Biodiversity Information Facility, 地球規模生物多様性情報機構)の活動が活発になってきています。西日本自然史系博物館ネットワークでも連携しています。これらは統一仕様にするか、簡単に変換できる方がよいと思われます。
このような状況をふまえ,博物館施設として、どのような種情報データベースを構築していくか、という可能性を探ります.積極的な参加をお願いします.終了後に恒例の懇親会を行う予定です.
記
会場:鹿児島市郡元1-21-30 鹿児島大学教育センター共通教育棟 日本昆虫学会第66回大会A会場30号室
会場の地図 http://www.mus-ent.jp/modules/mygmap/?cat=2
日時:2006年9月17日(日)17:30〜19:30の2時間
話題提供:「種情報データべースの構築と利用」
1.アジア産農林害虫・有用昆虫の種情報の体系化・ネットワーク化と 分散検索システム ○多田内 修(九大・農・昆虫)・金沢 至(大阪市自然博)
2.種情報データベースとGBIF ○神保宇嗣・伊藤元己(東大院・総合文化・広域システム)・ 上田恭一郎(北九州自然史歴史博)
3.国立科学博物館におけるデータベースの構築 ○友国雅章・篠原明彦(国立科学博物館)
4.佐賀県立宇宙科学館におけるデータベースの構築 中原正登(佐賀県立宇宙科学館・佐賀県立博物館)
|
|