1:公開シンポジウム「2050年の博物館」のご案内 kana 09/11 10:08 ニュースモジュールが不調なので、ここで案内しておきます。 日本昆虫学会第67回大会事務局からの依頼により、下記の公開シンポジウムを第67回大会実行委員会と昆虫担当学芸員協議会が企画・共催することになりました。皆様の積極的な参加をお願いします。 シンポジウムのテーマは「2050年の博物館」です。企画の段階から協議会のMLにおいて活発な提案と意見交換がありました。「博物館という装置をなくさないためには、もはや博物館だけががんばってもだめなので、昆虫学界全体として博物館の活用に取り組んで行こう、というあたりがメッセージかな...(神戸宣言?)」、「すべての博物館が「市場化テスト」と 「指定管理者制度」の荒波にもみくちゃにされている現状の中で,常に高い理想を忘れずに社会情勢との間に折り合いを付けていくことが非常に重要」、「『人を育てる(教育・後継者育成)』『住民参加』にスポットを当てるのはいかが」などです。最後の意見が有力でしたが、岡山大会とかなりテーマが重なることが欠点でした。そこで、博物館の全機能を対象として、最近の短期的な逆風をはね返す意味で、若いスピーカーに21世紀半ばの博物館像を模索してもらう方がよいだろうという意見が強く、今回のテーマが選ばれました。 このシンポジウムに引き続き、次の案内にあるとおり、本協議会総会も開催され、テーマも連続しています。そちらの方にもご参加ください。 記 会場:神戸市灘区六甲台町 神戸大学キャンパス 日本昆虫学会第67回大会 瀧川記念会館 日時:2007年9月17日(月祝)13:00〜15:30の2時間半 公開シンポジウム:「2050年の博物館」 1.博物館のつかい方、つかわれ方 ―「2050年の博物館」序にかえて― 八木 剛(兵庫県立人と自然の博物館) 2.地方の博物館はどう歩むべきか ―カメラ付き携帯電話を使った住民参加型調査から― 川上 靖(鳥取県立博物館) 3.昆虫の魅力を引き出し、 より分かりやすく伝えるために 野本康太(伊丹市昆虫館) 4.2050年の分類学と種分類 ―自然史博物館の活動の枠組みの中において― 直海俊一郎(千葉県立中央博物館) |